英語の会話では、5文型の前に「ワンクッション」を置くようなフレーズがよく使われます。日本語でも人に話しかける際は、いきなり本題に入る前に「前置きの言葉」を無意識のうちに使っているはずです。この言葉は、会話を始めるときや相手の注意を引くために使われます。この言葉は話す側にとってはあまり意味は重要ではありませんが、聞く側にとっては重要です。特にリスニングにおいては「知らないと困る言葉」だと感じています。これを知らないとどうなるかを具体的に説明します。もし私たちが、アメリカのネイティブからこの「前置きフレーズ」を使って話しかけられたにもかかわらず、これを知らなかったとします。私たちはこの会話文の先頭を主語だと想定して、5文型のどれかに当てはめようとします。しかしそうしてしまうと、5文型のどれにも当てはまらないことになります。なぜなら「主語(S)と思っていたところに主語以外の言葉が来る」からです。このことによって、聞き逃してはいけないと思っていた「最初の言葉が聞き取れなかった」ショックから、パニックになります。更に「なにが述語(V)なのか」さえ分からなくなります。最終的に「最初から最後まで何も分からなかった」という結果になります。英語の習い始めの頃に教わった「5文型の基本」のところでいきなりつまずき、更にその後に続く言葉は全く耳に入らなくなるのです。もし「これまでの英語をがんばってきた人」であれば、かなり自信を失ってしまいまうのではないでしょうか。更に「英語を武器にして社会に出ようとする人」であったら、相当なダメージを受けるのではないでしょうか。ところが、この「前置きのフレーズ」は「中学生レベルの単語」なのです。つまり「アメリカネイティブの速い発音」を知らなかっただけなのです。しかし、日本で生活する者にとってネイティブのハードルを一気に超えるの難しいことです。それでもハードルを一つ一つで捉えて行けば、大きなハードルを超えることができます。今回のハードルは「5文型前の前置きフレーズ」です。また「前置きフレーズ」は、アメリカネイティブのコミュニケーションにとっても必要不可欠なものです。そこで、アメリカ英語(Yanks語)の「前置きフレーズ」を20個紹介します。
(アクセントは重要につき、赤太文字)
フレーズ(phrase) | 発音(pronunciation) |
意味 (meaning) |
場面 (scene) |
|
---|---|---|---|---|
ExCUse me | exキューズ me | すみません | 人に話しかける、道を尋ねる、丁寧に人の注意を引く、道を尋ねる、誰かを呼び止めるとき | |
PAdon me | paArdn me | 失礼します | 丁寧に呼びかける、聞き返すとき、狭い場所を通るとき | |
Sorry to BOther you |
sorry to バーダー you |
お邪魔してすみません | 忙しそうな人に話しかける | |
HEy | HEi | ねえ、おい | カジュアルな呼びかけ、友達や知人に話しかけるとき | |
UH | アー | えーっと | 考えながら話すとき、言葉に詰まったとき | |
Um | アム | えーっと | 少し迷っているとき | |
SO | ソウ | それで… | 話を始めるとき、話題を変えるとき、結論に導くとき | |
WEll | wEll | ええと… | 返答に時間をかけるとき | |
You knOw | You nOw | ほら、あのね | 会話をスムーズにする | |
Actually | Acシャlly | 実は | 話の前置き | |
I MEan | iミーn | つまり | 言い換えたり、説明を加えたりするとき | |
LOOk | ルッk | いいかい | 強調して話すとき | |
LIsten | リsn | 聞いて | 真剣に話しかけるとき、重要な話をするとき、注意を引きたいとき | |
By the WAy | by the WEi | ところで | 話題を変えるとき | |
To be hOnest | To be オーnest | 正直に言うと | 本音を伝えるとき | |
Let me Ask you | le me Askyu | ちょっと聞きたいんだけど | 質問の前置き、質問を切り出すとき | |
Guess whAt? | ges wAt? | ねえ、聞いて! | 面白い話を始めるとき | |
ThIng is | thIng is | 実はね | 説明を始めるとき | |
Here’s the dEAl | here’s the dIーl | こういうことだよ | 重要な話をするとき | |
Long story shOrt | long story shOrt | つまり | 要点をまとめるとき |
コメントを残す